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【最高のアペリティフ-食前酒-】ジャン・クロード・マス「コーテ・マス・ミュスカ・セック 2018」 フランス ラングドック

更新日:2021年6月15日


ミュスカ…イタリアではモスカート、スペインではモスカテル


そして日本では「マスカット」と称される品種から作られるワイン。


マスカットという葡萄の語源ですが、


麝香を意味する「ムスク」からという説もあり非常にアロマティックなワインが生まれます。


普段辛口や極辛口の白ワインしか飲まない、という方には是非ミュスカの持つ奥深いアロマ、


存在感ある味わいを感じていただきたい。


「甘いワインなのかな?」と思われるかもしれませんがエチケットのSECという表記。


これがフランス語で「辛口」を意味する言葉になります。



アロマはメロン、マスカット、黄桃やパインのニュアンス。


様々な果実味を予感させる香りに期待が高まります。


さぞや濃厚な味わい…と思いきや口当たりは意外にも優しく穏やか。


非常に親しみやすく、飲みやすい印象です。


その後は余韻へ向けて徐々に広がる、グレープフルーツのようなビターさを伴った酸味と甘み。


酸味・苦味・甘味といった要素が非常にバランスよく整っております。



ただし…抜栓後おいしく飲める時間は非常に短くも感じます。


開花しきったお花が徐々にその美を潜めていくように、


華やかなアロマも、整っていたバランスも、


抜栓から2時間も経つとその面影は徐々に薄らいでゆきます。



ぜひお早めに味わっていただけましたらと思いますが…


ワインの温度を低く保てるワインクーラーに差してお召し上がりいただければ


やや長めにお楽しみいただけるかと思いますので、参考までに。




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