ヨーロッパのいくつかの国では、伝統的に10月から1月中旬迄が正式な狩猟シーズンにあたるそう。
この時期、ヨーロッパ各国のレストランでは特別なハンティング・メニューが供され非常に人気を博します。
…そんな北ヨーロッパの顧客(デンマーク、ベルギー)から生産者のドン・クリストバルが「狩猟シーズンをターゲットとした商品を開発してほしい」との強い要望を受けて造られたワインです!
葡萄はマルベック&シラーという2大フルボディ品種
ガッツリ樽が効くかと思いきや
ストレートでソリッドな品種由来の渋み。
オーク樽は比率20%で9ヶ月使用されているようですが、樽香よりも品種由来の荒々しいタンニンが刺さってくる印象が強いです。
スパイス感はシラーから来るものでしょうか。濃厚というよりもフランス・ローヌのシラーを思わせるシャープな口当たり。
さらにピーマンやシシトウ系の青みがかったフレイバーは、新世界系のカベルネ・ソーヴィニヨンを連想させます。
ぽってりとしたソースを使用した肉料理よりは、塩コショウでシンプルにお肉の素材感を前面に出したジビエなんかと最高でしょうね!
※Twitterで軽くテイスティングコメントを載せたところ「ルッコラにオリーブオイルをかけてプロシュートとマリアージュさせて飲んでみたい…」との感想をいただきました!
なんて素敵な、このワインの本質を射抜いたコメントだろうとびっくり!
まさにそれだ!と思いました!!
しかもこのコメントくださったのはダンサーさんなんですよね…笑
ぼくもますますワインの研鑽、負けてられません…!
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