3年ほど前に試飲会「カリフォルニアワイン・テイスティング」で一度、
ぼくはこのワインを飲んだことがあったんです。
そして…。ひとくちで恋に落ちました。
しかし、当時のお店では様々な大人の事情が重なり、
この「オブセッション シンフォニー」のオンリストは叶いませんでした。
「そういったしがらみから脱却して、本当に自分のおすすめしたいワインリストを発信する」
というのが当「Wine Drop」のコンセプトと設立意義でもあるのですが
…話がそれてしまいそうですね。失礼いたしました。
マスカット・アレキサンドリア種とグルナッシュ・グリ種との交配品種
その名も「シンフォニー」という品種を主体として生み出されるカリフォルニアの白ワイン。
マスカットを主体としてほのかに白桃が香る、華やかなアロマがとてもやさしい。
ふわりとした香りを鼻腔で感じると、当時の記憶が甦ります…
こうして今、ワインドロップで仕入れられてとても嬉しいです。
口当たりは優しくまろやか。瑞々しく、ほんのりとした果実感ある甘み…
「甘口ワインはちょっと」という方も多くいらっしゃいますが、
アペリティフ(食前酒)やデザートワインとしてでも
どうか一度、味わってみていただけませんか?
「一本のワインを1~2時間ではなく何時間、何日もかけて味わうことができる」
というのは、家飲みワインの楽しさのひとつかと思います。
マリアージュとして提案させていただきたいのは「ほんのりと甘みのあるお料理」とのペアリング。
たとえばチキングリルであれば、ホワイトソースや白ワインのチーズクリームソース、
あるいはみりんを使った「照り焼き」あたり。
意外なところもあるかもしれませんが、ぜひお試しくださいませ。
重ねてになりますが、食後酒に1杯、デザートワインのイメージでキンっと冷やしたものをいただくのも良いかと思います。
そう考えると乾杯から食後まで、
あらゆる場面にぴったりなワインかもしれませんね。
銘柄 :オブセッション
生産者 :アイアンストーン・ヴィンヤーズ
生産地 :アメリカ / カリフォルニア
品種 :シンフォニー(マスカット×グルナッシュ・グリ)/ オレンジ・マスカット / ヴィオニエ
タイプ :白 やや辛口
アルコール度数:12%
ヴィンテージ :2018
熟成 :ステンレスタンク醗酵
◎スクリューキャップ
◎サステーナブル農法
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