香りにはハーブ、青みがかったハッカのようなニュアンスがみてとれます。
ふわりと香るアルコール感もあり、濃厚さを予感させてくれます。
青さとアルコール感から「ニューワールドのカベルネらしい雰囲気だな」と感じます。
(※ニューワールド:ワイン生産の歴史が新しい生産国。「新世界」とも呼ばれます。
アメリカ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカ、カナダ、そして日本など。)
いざ飲んでみると、口当たりは「一気に開花する果実感」という雰囲気。
ベリー、プラム、チェリー、カシスなどなど…そこから徐々に余韻へと向かうにつれ
果実系の酸味により感じる収れん性(口の中をぎゅっと絞られるような渋み)…。
「重い」というより「強い」という表現がしっくりくるような
存在感あるカベルネ・ソーヴィニョンですね。
樽に頼らず、オーストラリアの気候本来の凝縮感あるカベルネ・ソーヴィニョンの生み出すフルボディ。
ステーキなど、しっかりしたお肉料理でいただきたいですね。
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