ドイツを代表するともいえる白ワイン品種「リースリング」100%の白ワイン。
ドイツワインは、なんにしてもラベル表記が長いですよね…
せっかくなので、細かく見てみようと思います。
Romanus Kellerei=ロマヌス・ケラーライさんという造り手さんが
2019
Piesporter Michelsberg=ピースポート村のミヒェルスベルクという畑で
Riesling=品種はリースリングを使った
Kabinett=カビネットという格付けに属する
Deutscher Pradikatswein=ドイツの、生産地限定上質ワイン
MOSEL=ドイツのモーゼル地方です。
って感じですかね!
…長い!けどそこがまた面白い!
香りはスタンダードなリースリングを思わせる、少しオイリーな雰囲気…
菩提樹のような香り、ぺトロール香とも表現されるやつですね。
ぼくはリースリングを飲むとき、この香りにいつも圧倒されてしまいます。
口当たりはというと…はっきりとした主張をもつ香りに反して、みずみずしくまろやか。
酸も穏やかで、するっと唇を通り抜けてゆきます。
味わいはマスカット系のジューシーさを感じる親しみやすい甘やかさがあります。
少し甘さが気になる方は、温度低めからのお召し上がりをお薦めしますが、
中ほどから広がる優しい苦味と、余韻に残る酸味がワインをすっきりとまとめあげてくれており「べったりとして甘々だな…」とは感じにくいかと個人的には思います。
度数9.5%とやや低めなのも、おすすめしやすい理由の一つとなるかもしれません。
ブルーチーズなんかとあわせていただくのが個人的にはとても好きですね。
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