極めて…、きわめて淡いレモンイエロー。
あまりの輝きと透明感ある軽やかな色調に、頭をよぎった感情は
このワイン本当に大丈夫かな…
でした。すみません。
本当に素晴らしいスプマンテでした…!
アロマはさほど強くはないのですが、白いお花のフレイヴァーに加えて石灰質の、火打石を思わせるような硬質な香りがふわりと個性を添えてくれます。
口にしてみると。
シードルのような滑らかで繊細な泡。
スパークリングは「のどごし」ではない。
そうは言いますがこの華やかなアロマから滑らかな口当たり。癖の少ない味わいから喉の奥へと滑り落ちるに至るまで。
一連の流れがあまりにスムーズでするりと飲めてしまいます。
余韻には、これまた華やかなお花系の酸味がふわりと一瞬広がるものの、すっと消えてゆく。
その儚さもまた、心地よい。
友人でも家族でも、
誰かがふと我が家を訪れた時のために…
いつでも家に置いておきたい一本の泡になりました。
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